今週は、1トップを活かすための方法をご紹介します。
1トップのフォーメーション
まず、1トップとはフォワードが1人で前線の中央に配置されているフォーメーションのことを指します。有名なフォーメーションは以下のものです。
4-2-3-1
3-6-1
1トップの役割
パスのターゲット
1トップはいろんなポジションからのパスのターゲットとして使われることが多いです。
キーパーからのパントキック(小学生の頃はジャンボキックと言ってました)やゴールキック、DFからのロングフィードなどの高いボールとMFからのくさびの低いパスなど、さまざまなパスに対応しなければいけません。
1トップには強靭なフィジカル・身長とボールコントロールが必要となります。さらにできたらスピードがほしいです。そのため、ウイイレではクリスティアーノ・ロナウドやルカク、オーバメヤンが1トップとして人気なのです。
ゴールセンス
これは当たり前ですが、1トップにはゴールも求められます。FWは点を取って当たり前で、さらに1トップだと1人しかFWが置かれないので、必ずと言って良いほど得点が必要となります。
1トップの役割を変化させるサイドローテーション
さて、ここまで通常の1トップの役割についてご紹介しました。ここからは、ウイイレ2019のmyClubのSIMで勝つための役割をご紹介します。
コンセプトアレンジ「サイドローテーション」
今回、利用するのが攻撃のコンセプトアレンジにある「サイドローテーション」です。
まず、サイドローテーションの説明を見ましょう。
説明の図の通り、味方がサイドラインにボールを取りに来るようになります。
ただ、この説明ではボランチがサイドに流れていますが、ワントップのFWもガンガンサイドラインに流れていきます。
こんな感じにワントップがサイドに流れていくことで、逆サイドのMFとトップ下のMFが前線に入るようになり、フォーメーションに流れができます。
これがSIMで有効なのです。
フォーメーション流動の大切さ
フォーメーションは基本的に流動的の方が得点のチャンスが上がります。
その理由は、一時的に相手DFのマークを剥がすことができ、フリーになれるのでシュートを良い体勢で打てるようになるからです。
ただ、そのためにサイドのMFやトップ下のMFにも得点能力が必要となりますが、多少得点能力が低くても、フリーになっているので、チャンスは増えます。
ワイドポジショニングと組み合わせてピッチ全体を使う
昨年の記事で紹介した、コンセプトアレンジのワイドポジショニングを利用することで、ピッチ全体で流れを作ることができます。
うまくディフェンスも設定できれば、香川真司全盛期のドルトムントのようなサッカーが可能です。
背の低いFWも1トップで生かせる
サイドローテーションを利用すれば、マークが緩くなるので、背の高いCBが相手でも競り勝てたり、スピードがあればサイドからチャンスを作ることができます。
小柄のFWしか持っていない方などはぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。
最後に
今回は1トップを活かすためのコンセプトアレンジとしてサイドローテーションをご紹介しました。
また来週もよろしくお願いします。
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