川崎フロンターレから世界最高峰のイングランド・プレミアリーグへ渡り、衝撃の活躍を続けるサッカー日本代表「三笘薫」選手。そしてFAカップで前回王者リヴァプール相手に衝撃の空中ダブルタッチシュートでゴール!そんな三笘薫選手のすごさを語りたい。
サッカー日本代表の最強エース『三笘薫』【そのドリブルは和製カカ?それとも和製クライフ?】
- サッカー日本代表の最強エース『三笘薫』【そのドリブルは和製カカ?それとも和製クライフ?】
- 川崎フロンターレで得意の「ドリブル」でJリーグを席巻!
- プレミアへ完全移籍。そしてベルギーの地へ!
- ゆるりと速度を上げる"本当に速い"ドリブル
- ゴール左45度は『三笘ゾーン』
川崎フロンターレで得意の「ドリブル」でJリーグを席巻!
三笘選手は筑波大卒のサッカー選手。もともと川崎フロンターレのユースに所属していました。当時、そのままトップチームへも昇格できると言われていましたが、自らの成長を最優先し、大学進学を選びました。
筑波大在学時に強化選手として川崎フロンターレに加入。そして、次の年に正式加入をすると初年度からJリーグMVP級の活躍とベストイレブンに。他の新卒選手とは一線を画すようなセンセーショナルな活躍を見せていましたね!
2年目も好調を維持し東京オリンピックにも参加。東京オリンピックでは体調を崩し万全となったときには3位決定戦。メキシコ相手に起死回生の一発を叩き込みましたね!
プレミアへ完全移籍。そしてベルギーの地へ!
東京オリンピック後、三笘選手は川崎フロンターレから世界最高峰のリーグ、イングランド・プレミアリーグに所属するブライトンFCへ完全移籍しました。このときの移籍金は4億円。この移籍金が安すぎる!と話題になるのはもう少し後になります。
1年目は労働許可証のこともあり、ブライトンと同オーナーがやっているベルギーリーグのロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへ。その年は昇格初年度だったのですが、最終的にリーグ2位という好成績。三笘薫選手も左ウイングバックとして7得点を記録しチームの躍進に貢献しました!
そして、ブライトンFCに復帰してからは序盤こそスーパーサブのような起用ばかりでしたが、新しい監督が来てからは左サイドハーフのスタメンに定着。得意のドリブルを武器に活躍しています!
先週のプレミアリーグの一発。そして、先日のFAカップでリヴァプールを破ったゴールはどちらもそのシーズンを代表するような驚きの一発となりました。
ゆるりと速度を上げる"本当に速い"ドリブル
三笘選手の特徴的なプレースタイルと言えば、やはり一番に思いつくのがそのドリブルセンス。相手の間合いを外す用に上体を揺らし、ゆるりとスピードを上げると既に相手ディフェンダーは置き去りにされてしまう。それが三笘選手のドリブルです。
三笘薫 プレー集【変幻自在のドリブラー】Kaoru Mitoma Goals and Skills-2018/2020-
海外の選手に例えるならば、ポッと一人の選手の名前が浮かびました。それは、元ブラジル代表10番でACミランをチャンピオンズリーグ優勝へも導いたエース『カカ(カカー)』。派手なフェイントは使わず、直線的に相手の逆を突いて抜かすドリブルはまさに三笘選手に近いものだと言えるなと感じました。
そして、もう一人の名前も。それはフライング・ダッチマン「ヨハン・クライフ」。
トータルフットボールの申し子として一時代を築き、そして監督としてもアヤックス・バルセロナFCで才能を発揮しバルサのポゼッションサッカーの礎を作り出した人物です。頭が良く、頭脳派なところは三笘選手につながるところがありますね。
ドリブルも相手の重心を動かすようなドリブルなどもクライフに近い感じがしますね!
ゴール左45度は『三笘ゾーン』
ゴール左45度を得意とした偉大な選手と言えば元イタリア代表FW『デルピエロ』ですが、その角度を三笘選手も得意としています。
左サイドを大きく駆け上がるとボールの切り返しを繰り返し、相手ディフェンダーをずらし、コントロールショットでゴールネットを揺らすことができる。簡単なようで非常に難しいことなんですが、三笘選手は簡単にやってのけてしまいます。
レスター戦のゴールで世界に見つけられた感じがしますね!それに加えてFAカップのスーパーゴール。今シーズンはブライトンで頑張ってほしいですが、来シーズンにどんなクラブでプレーすることになるのか。今から楽しみです!