今回はチームスタイル「ポゼッション」愛用ユーザ向けの記事です。ポゼッション戦術しているのにドリブル時、むやみにダッシュボタンを使っていませんか?相手のスキを付くために大切なのは「止まる」と「歩く」こと。今回はこの2つについて説明します。
eFootball2024|ポゼッション戦術の基本は「止まる・歩く」
「緩急」と「引きつけ」を意識する
ポゼッション戦術で重要なのは落ち着いてプレイをすることです。パスでボールを繋げばポゼッションだろ?みたいな気持ちだとおそらくうまくいかないでしょう。
ポゼッションに大切なのは「緩急」と「引きつけ」です。
まず、相手のペースに乗らないこと。相手がショートカウンターのときに相手のペースに乗って前に速い攻撃をしようとすればするほどピンチが大きくなります。
なので、大切になってくるのが「緩急」です。
「緩急」を使うことで相手を「引きつけ」させて、スペースを作り出すのです。
その緩急を使うには「止まる・歩く」が大切になるのです。
ポゼッションの基本である「止まる・歩く」
「止まる・歩く」を使うことで試合展開に緩みを作り出せます。相手が急いで寄ってくれば近くの仲間へパスをして、空いたスペースにすぐボールを送ったりすればチャンスになります。
こちらは、実際にポゼッションがうまくいったときの動画です。
このときのフォーメーションは4−2−1−3。トップは左ウイング、真ん中ST、右CFという設定にしています。
自軍でボールを奪った後、トップ下のイニエスタが中央でボールをキープします。
このとき「歩く」ことを意識したドリブルでまず、時間を作りました。
相手が寄せて来ないので一度、広げるために右ボランチのザカリアにボールを託します。
そして、時間に耐えられずにそのザカリアへ相手がプレスをしてきました。
「引きつけ」が成功しました!
ここからの展開は速いです。
一度、トップのメッシへボールを託し、相手センターバックを惹きつけた後に左ボランチのダーヴィッツへ。
さらに相手ボランチがダーヴィッツへプレスをかけてきたので、左サイドバッグのロバートソンへ一度預け、サイドでプレッシャーがかかりにくいところにいたウイングのフィーゴへ。
マークを外してフリーになっていたダーヴィッツに落とし、フィーゴへプレッシャーをかけていた右SBをかわし、フリーに。ここから「緩急」の「急」の動きで攻め上がると、中央で待っていたメッシにパスを預けて、後は相手とは反対側に逆時計回りにドリブルしてシュートをしてゴール!というシーンでした。
うまく、ポゼッションをしながらゴールができたシーンでしたね。
このように、止まったり、歩いたりしながら時間を作り、相手がひっかかってきたところをうまくかいくぐると、このようなキレイなゴールが生まれます。
ぜひ、ポゼッション戦術で勝てなくて悩んでいる方がいたら、「止まる・歩く」を意識してプレーしてみてください。