川崎フロンターレに電撃が走っています。昨年の天皇杯制覇に大きく貢献した山村選手・登里選手・山根選手・宮代大聖選手が完全移籍で別クラブへ旅立つこととなりました。大きく引き抜かれたように見える川崎フロンターレですが、実際は血の入れ替えという側面もあるのでは?と感じています。そんな、まだ色々と揺れている川崎について、語っていきたいと思います。
川崎フロンターレ|主力大量放出!川崎フロンターレは今年どうなる?!
両サイドの要と守備の鉄人の移籍
登里選手と山根選手の強力サイドバックのお陰で川崎フロンターレは多くのタイトルを積み上げることができました。
そんな二人ですが、登里選手はセレッソ大阪へ、山根選手はロサンゼルス・ギャラクシーに旅立つこととなりました。山根選手は初の海外挑戦、30歳を迎え、再び代表へ返り咲くためにも決断をしたのだと思っています。
登里選手は、今まで川崎フロンターレ一本でやってきましたが、33歳というベテランの域に達した今、地元大阪でのプレーでの挑戦を選んだのだと思います。
そして、守備の鉄人山村選手は同じ神奈川県の強豪横浜F・マリノスへの移籍。山村選手のようなマルチな選手、なかなかいないのでチームとしては厳しいですが、34歳という年齢から考えて、最後の挑戦となるかもしれないので応援したいです!
若手のホープ「宮代大聖」の完全移籍の衝撃
正直、薄っすらこういうこともあるかなと思っていました。2023シーズンはリーグ戦で8ゴール。決して少ない数ではないのですが、川崎フロンターレを優勝へ導くためには足りない数字でした。
そして、宮代選手個人としても2023シーズンは2桁得点を是が非でも取りたいと思っていたと思いますので、それが叶わない悔しさはあったと思います。
川崎フロンターレの大エース、小林悠選手のようになってほしい。そう、ファンの間では想いがありましたが、宮代選手個人の成長を考えたらこの移籍は有り得たと思います。
レンタルで間借りするような感じではなく、決意の完全移籍で結果を出す。しかも移籍先のヴィッセル神戸には元日本代表のFWが二人もいます。武藤嘉紀選手と昨年のリーグMVP大迫勇也選手です。
この二人から吸収できることは大きいと考えたのでしょう。悪い移籍ではないと思います。すごく悲しいですが、宮代選手の決断を応援したいと思います。
2024年の川崎フロンターレ、補強も進む!
鬼木監督が2017年に監督へ就任し、今年は8シーズン目となります。
コーチ陣も変わりました。そして、新しい選手たちもたくさん入ってきました。
そして、先程も話した通りに登里選手や山村選手、山根選手や宮代選手、そしてジョアン・シミッチ選手やレアンドロ・ダミアン選手というチームの核を務めた選手たちも多くチームを去りました。
血の入れ替えです。
監督交代をしないならば、進化するために血の入れ替えが必須なのです。
昨年は少ない動きでしたが、今年はかなり活発ですね。
元旦の日本代表で初招集を受けた三浦颯太選手やガンバ大阪の中心選手として活躍していた山本悠樹選手。そして、元日本代表のCB丸山祐市選手を獲得するなど、即戦力として期待できそうな選手を数多く獲得しました。
また、レンタル修行をしていた宮城天選手や松井蓮之選手も復帰。特に松井選手は昨年にJ2で旋風を起こした町田ゼルビアで中心選手として活躍したのでとても期待しています。
また、新卒選手や新外国人選手も3人、ブラジル人を獲得しました。
もう少しで始まる川崎フロンターレのキャンプにて、この選手たちがどんな新しい風を吹かしてくれるのか、今から楽しみです。
2024シーズンこそ王座奪還し、今度こそ3連覇ができるようなチームになってほしいです!!!バモス!!!!