MSN解体!ネイマールの穴は誰が埋める?
2016-2017シーズンは惜しくも勝ち点差3の2位に終わったが、意地でコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)を制し、無冠は間逃れました。
そして、バルサは新たな指揮官バルベルデを招聘し、2017-2018シーズンの巻き返しを狙います。
しかし、そんなバルサの中心選手だったネイマールがパリ・サンジェルマンに移籍が決定。。。新しいMSNがどうなるのかが注目されます。
FCバルセロナ 2017-2018 予想フォーメーションとスタメン
ICCのフォーメーションを見る限り、昨シーズンと同じ4-3-3のシステムを使っていくようです。
ただ、今は調整段階なので一時的なものである可能性があります。
ネイマールがPSGに移籍したことで新しいFWの獲得が急務となりました。新しいタイプによってはスアレスとツートップを組ませてトップ下にメッシ、なんてこともあるのかもしれません。
FCバルセロナ 2017-2018 予想戦術
攻撃コンセプト
攻撃タイプ
ポゼッション
ビルドアップ
ショートパス
攻撃エリア
サイド
ポジショニング
流動的
サポート距離
◼︎◼︎◼︎◻︎◻︎◻︎◻︎◻︎◻︎◻︎ 3
守備コンセプト
守備タイプ
フォアチェック
追い込みエリア
中央
プレッシング
セーフティ
ディフェンスラインの高さ
◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◻︎◻︎◻︎ 7
コンパクトネス
◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◻︎◻︎ 8
コンセプトアレンジ
攻撃のコンセプト
- ティキタカ
- ワイドポジショニング
守備のコンセプト
- ゲーゲンプレス
ポジション別スタメン分析&紹介
センターフォワード|CF
ルイス・スアレス|◎スタメン確約
今期も変わらず、チームのトップに君臨するのは、生粋の点取り屋であるルイス・スアレスです。
現時点で代えがきかない選手となっています。
点を取るだけでなく、積極的に走って頑張る選手なので、チームを流動的にさせるためにも重要な役割を担います。
メッシが中に入れば、スアレスは外へ流れたりと、息の合った連携は素晴らしいですね。
パコ・アルカセル|△バックアッパー
昨シーズンにバレンシアから移籍してきた有望な9番タイプのセンターフォワードです。
メッシたちのように、自分でボールを持ち込んだり、チャンスメイクは上手くないのですが、一瞬の動き出しやオフ・ザ・ボールの動きで点が取れる選手です。
自分だけで完結できる訳ではないので、初ゴールまでには時間がかかってしまいました。
今シーズンも引き続き、スアレスのバックアッパーのポジションになると思われますが、23歳と若いので、飛躍の一年にしてほしいですね。
ディバラ|◯獲得すればスタメン有力
イタリアセリエA王者ユヴェントスのエースであるパウロ・ディバラ。バルセロナが獲得に乗り出していると、よく噂になっていますね。
瞬発力やシュート精度はもちろん、最近はフィジカルも強くなってきたと言われているストライカーです。
もし、バルサ移籍が実現すれば、ツートップの場合はまず、スタメンとなるでしょう。そのほかの場合はWGのメインまたはスアレスとのスタメン争いになると思います。
ウイング|WG
メッシ|◎スタメン確約
説明不要の生きる伝説です!
昨シーズンは一試合一得点以上を取り、リーガの得点王へ返り咲きました。
今シーズンもスタメンは間違えなく、起用法がWGとなるのか、トップ下となるのか、世界の注目が集まります。
アルダ・トゥラン|◯スタメン有力
ネイマールがいない今、穴埋めとして期待されるベテラン司令塔。
MSNを前に、ウイングとしては出場機会が限られていたが、ネイマールの移籍により状況は一変。新戦力を加えない場合は、ネイマールの代役となりそうです。
デウロフェウ|◯スタメン有力
昨シーズン、ACミランでの活躍が認められ、晴れて買い戻しとなったデウロフェウ。両サイドのウイングをこなせるが主戦場は右サイドなので、メッシと被ってしまいます。
メッシがトップ下などで起用されればチャンスが大きくなりそうです。
ムニル|△バックアッパー
バルサB昇格組のムニル。昨シーズンはバレンシアにレンタルされ、6得点を記録し、帰ってきました。
再レンタルや移籍するのかはわかりませんが、左サイドに大物がくればかなり辛い状況になると思います。
コウチーニョ|◎移籍すればスタメン確約
ネイマールの穴を埋めるには最適であるプレイヤーの一人、ブラジル代表のコウチーニョです。
リバプールの10番であり、元々スアレスともチームメイトなので、適応には問題ないでしょう。
抜群のボールテクニックやドリブルセンスを持ち、自ら仕掛けたり、チャンスメイクもできる理想的な選手です。
インサイドハーフでもプレイできるので、ほかのアタッカーを手に入れた際には中盤としてもプレイできるユーティリティさも兼ねそろえています。
エデン・アザール|◎移籍すればスタメン確約
最近、頭角を表す強豪ベルギーの最高傑作!チェルシーと代表では共に10番を背負います。
サイド張り付きなどのシステムよりも比較的にフリーに動けるポジションを好みますので、バルセロナには最適ですね。
年齢・実力ともにネイマールに匹敵します。きっと、MSAと呼ばれるようになるのでしょう。
ボランチ|CMF・DMF
イニエスタ|◎スタメン確約
バルサの現主将であり、ティキタカの要です。長くチームを引っ張っていく存在でしたが、ここ数年はかつてのシャビのように少し出番が減ってきています。
とはいえ、チームに無くてはならない存在は変わらず、チームを代表する選手です。
ラキティッチ|◎スタメン確約
移籍後にスタメンを早々と獲得し年々、影響力を大きくしているプレイメーカーです。
抜群のテクニックと推進力、そして献身的に守備を行うので、インサイドハーフとして重宝されています。
今がキャリアのピーク、大物選手獲得となれば、スタメン落ちもありえるので気を抜けないポジションです。
ブスケッツ|◎スタメン確約
バルサの心臓であり、チームを支える副主将です。ブスケッツのアンカーポジションはまず、安泰でしょう。
背丈もあり、足元の技術も素晴らしいバルサには貴重なタイプの選手です。
29歳となり、年齢的にもチームの中心となりつつあるプレーメーカーであり、今後のさらなる活躍に期待ですね!
セルジ・ロベルト|◯スタメン有力
昨シーズンは、チームの事情もあり、右サイドバックをメインにプレイしました。このサイドバックとして高い質のプレーをしたことにより、その順応性を評価されました。
今シーズンはすでに右サイドバックのスタメンとなるだろうネルシーニョを獲得したので、今シーズンは主戦場であるインサイドハーフまたはアンカーでの参加に期待されます。
デニス・スアレス|◯スタメン有力
期待の若手の一人であるデニス・スアレス。イニエスタの後釜に期待されるテクニシャンです。その期待は、シャビの着ていた6番を与えられたことからも感じることができますね。
ビジャレアル時代はサイドでの起用もあったので、ネイマールがいない今、ウイング起用もあり得そうです。
アンドレ・ゴメス|◯スタメン有力
昨シーズンにバレンシアから移籍してきた司令塔です。昨シーズンは、先発で出たり、途中出場で出たり、半々くらいでした。
今シーズンの目標は昨シーズンに続いてチームへの適応、バルサのサッカーへの適応です。
ヴェラッディ|◎移籍すればスタメン確約
イタリアの新しい司令塔です。パリ・サンジェルマンでその才能をさらに開花し、多くのビッグクラブが狙う存在になりました。小柄ながら、体を張った守備もがんばり、超正確なパスが武器のボランチです。
もし、バルサに移籍すればインサイドハーフでのスタメン起用が見込まれます。
サイドバック|SB
ジョルディ・アルバ|◎スタメン確約
バルサを代表するような高い位置でプレイができるサイドバックです。豊富な運動量とアジリティ、ボールテクニックが魅力の選手です。
左サイドバックのスタメンは、まだまだアルバで決まりでしょう。
アレイクス・ビダル|◯スタメン有力
昨シーズンは、開幕当時に目立った活躍ができず、徐々に戦力になってきたところでシーズンを棒に振るう大ケガをしてしまいまう不運のシーズンでした。
ただ、右サイドバックのスタメンが固定されていない状況からまたまだチャンスはあるように見えますが、28歳という年齢からも安定した機会が得られるチームに移籍するのも悪くないでしょう。
ネルシーニョ|◯スタメン有力
アウヴェスが抜けてから人材不足が続く右サイドバックを埋める存在として期待される新戦力です。魅力的なスピードを持っており、縦へ積極的に仕掛けることができる超攻撃的サイドバックですね。
プレシーズンをすでにスタメンでプレーにしており、今後が期待されるポルトガル代表サイドバックです。
ディーニュ|△バックアッパー
昨シーズン、期待されながら加入したが結果をうまく残せなかったフランス代表サイドバックです。
今季は今後を占う大事なシーズンとなりそうで、場合によっては移籍もありえそうです。
センターバック|CB
ジェラール・ピケ|◎スタメン確約
バルサのディフェンスリーダーであり、ビルドアップを後方から支える足元の技術や強靭なフィジカルと高い身長を持つジェラール・ピケ。年齢的にも中堅からベテランに差し掛かる年となり、円熟期を迎えています。
今シーズンもバルサディフェンスの中心を担う存在となるでしょう。
マスチェラーノ|◯スタメン有力
元々はボランチでしたが、ボール奪取力を買われてバルサではセンターバックにコンバート。その後、長くスタメンとして活躍してました。
しかし、昨シーズンから少しずつ若手のウンティティにスタメンを奪われるようになり、33歳という年齢からも世代交代が行なわれているように感じます。
ウンティティ|◯スタメン有力
昨シーズンに加入し、徐々に頭角を現してきた若手センターバックです。
バルサは過去にいくつものセンターバック補強で失敗を繰り返していますが、ウンティティはどうなるのか。
バルサのセンターバックは守備の役割の他にビルドアップができなければならず、他のチームに比べて多くを求められます。ウンティティは強靭なフィジカルを生かした対人力と足元の技術も備えており、適応が期待されます。今後に期待ですね。
ゴールキーパー|GK
テア・シュテーゲン|◎スタメン確約
ドイツ代表であり、バルサの最後の砦であり、足元の技術も魅力的な若手ゴールキーパーです。代表では、伝説的な活躍を続けるノイアーの前に控えとなっていますが、プレースタイル的にはノイアーの後継者となるでしょう。
シレッセン|◯スタメン有力
昨シーズン、オランダの名門アヤックスから移籍してきた足元もうまいゴールキーパーです。入団当時、アヤックスとバルサの戦術が似ていると語っており、適応に期待がされましたが、昨シーズンはテア・シュテーゲンの完全な控えとなっておりました。
しかし、プレシーズンではテア・シュテーゲンの不在時に活躍し、新監督に明確なアピールを行うことができました。
今シーズンは、出場機会の上昇が期待されます。
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