こんにちわ、現役ゲームクリエイターのデルピン(@chrono_blog)です。
今日は、ゲームをやらなくなった人から聞かれることの多い「大人になったらゲームがつまらなくなった」という話について、その理由を書いていきたいと思います。
大人になったらゲームがつまらなくなる感じる理由【現役ゲームクリエイターの考えと、そんな大人へのメッセージ】
- 大人になったらゲームがつまらなくなる感じる理由【現役ゲームクリエイターの考えと、そんな大人へのメッセージ】
- 理由①:大人になるとゲームのほかに楽しいと思えることが増える
- 理由②:思い出補正
- 理由③:一緒にゲームをする友達・家族がいなくなった
理由①:大人になるとゲームのほかに楽しいと思えることが増える
一番の理由はこれだと思っています。
年を重ねるほど人間は、様々な経験を積んでいき、ゲーム以外の楽しいことを見つけることでしょう。
もし、ゲームがつまらなく感じるようになったのならば、あなたは知らず知らずのうちにゲーム以外の楽しいことに出会ったのかもしれません。
何を楽しいと思うのかは人それぞれです。好きなことを恋人とします。そして、色々な人と出会った中でもし、一番楽しいことが「ゲーム」だったのならば、それはあなたが「ゲーム」と一番恋をすることができたということなのでしょう。
それがゲームを作ることを仕事にした、私です。
理由②:思い出補正
人間っておもしろい構造をしていて、子供の頃のほうが感受性が強いので、楽しかった思い出は大人よりも強烈に印象が残るんです。
なので、大人になった後、あの頃はよかったな~とか思うんですよね。これが「思い出補正」というものなのですが、小さい頃の楽しかったことにはなかなか大人になると適いません。
大人になって、行動範囲が広がって、日本中・世界中どこへでも行けるようになりましたが、子供の頃に公園で友達と一緒に作った秘密基地の楽しさには敵わないでしょう。
人間って、昔はよかったって思えるようにうまく作られてるんですよね。
理由③:一緒にゲームをする友達・家族がいなくなった
大人になっていくと、人間関係が変わっていきます。
そうなると、もし本人がゲーム好きだったとしても、それを一緒にプレイする友達はだんだんと少なくなっていったりしますよね。
ゲームって一人でやるものもありますが、よくよく考えるとみんなでプレイするほうが楽しかったことの方が多いんです。
何のゲームが好きだった?
もし、そう聞かれたら私は友達とずっと毎日遊んだニンテンドー64の「007ゴールデンアイ」。そして、父・母・兄弟家族みんなで一緒に遊んだスーパーファミコンの「スーパーマリオカート」を思い浮かべます。
だれかとプレイしたゲームって、最高に面白いんですよね。
これって実は今も同じなんです。
もしよかったら、懐かしいゲームもしくは新しいゲームを買ってきて、自分の家族や昔懐かしい友達とまたゲームをしてみませんか。
きっと、またゲームが最高に楽しくなりますよ。
ゲームは常に進化しています。多くのクリエイターがたくさんのプレイヤーが喜ぶ顔を思い浮かべながら、日夜ゲーム作りに勤しんでいます。
なので、もしよかったらそんなゲームをだれかと一緒にプレイしてみてください。
そして、面白いと思って笑ってもらえたら私たちは幸せです。