川島永嗣選手の公式インスタグラムより画像引用
先日、アジア2次予選の最終戦で先発出場を果たした38歳「川島永嗣(かわしまえいじ)」選手。日本代表出場数はゴールキーパー部門にて川口能活さんに次ぐ2位。ワールドカップの出場数は3大会を記録しています。2022年のカタール大会で4大会目の出場を目指し、今もアピールを続ける川島選手は日本で最も偉大なゴールキーパーと言えるでしょう。
川島永嗣は日本で最も偉大なゴールキーパー【日本サッカー史上最高の守護神】
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GKの時代が変わった2010年南アフリカW杯
2010年当時、川崎フロンターレでハイパフォーマンスを続け、日本代表の中で台頭してきていた川島永嗣選手。2010年のワールドカップが転機となりました。
当時の日本代表のゴールキーパーには川口能活さんと楢崎正剛さんというあまりにも高い壁がそびえたっており、たくさんのGKがその二人を超えられずにいました。
そんな中、川島選手はワールドカップ前のイングランド代表との練習試合で試合には敗れたものの、神かかり的なプレーを連発し、本大会を前に日本代表の正GKを務めるようになりました。日本のゴールキーパーの時代が変わった瞬間でした。
その後の活躍はみなさんのご存じの通り、2010年、2014年、2018年のワールドカップで守護神を務めました。
2010年のW杯後に渡欧すると、2013年に日本人GK初のヨーロッパリーグに出場し、欧州大会への参加を達成しました。
現在もフランスのリーグ・アンのチームに所属。日本人で唯一の5大リーグで戦うGKとして活躍しています。今年6月には38歳という年齢ながら2年契約を締結し、40歳までプレーすることがほぼ確定しました。この年齢での複数年契約は本当にすごいです!
PKストップ率がすさまじく、2017年には1年半のPKストップ率が80%越えだったという話も出ています。すごいですね!
PKというのはチームにとって最大のピンチの場面です。それを止めるGKというのはまるで神様にも見えることがあります。ここぞという時に止めてくれる!というイメージはPKストップのウマさからも出ていると思います。
若手GKは川島選手を超えてくれ!
さて、最後は未来の話。川島永嗣選手がどんなにすごいGKでももうすぐ40歳という年齢が近づいてきています。GKというポジションは他のフィールドプレイヤーに比べると息が長いことは多いですが、それでも40代のGKというのは数えるくらいしかおりません。
ぜひ、今の日本人GKにはこの川島選手が現役のうちに正ゴールキーパーの座を完全に奪ってほしいです。
今、日本代表には期待の若手キーパーがたくさんいます。
サンフレッチェ広島の大迫選手、鹿島アントラーズの沖選手、湘南ベルマーレの谷選手、浦和レッズの鈴木選手など今U24代表で争った四人はその中でも最高峰の選手たちと言えるでしょう。
特に浦和レッズの鈴木彩艶は元日本代表GK西川選手を抑えて正ゴールキーパーを務めています。将来がとても楽しみな選手です。
そして海外でプレイするシュミット・ダニエル選手や中村航輔選手にもぜひともステップアップして川島選手以上の挑戦をしてほしいと思っています。
2022年のワールドカップ。この大会で4回目のワールドカップ出場を果たす川島選手の姿も見たいですが、それ以上に未来の日本代表を支える新しい守護神の登場も期待しています。
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