今週の月曜日に行われたFAカップ第4回戦で先発した南野拓実選手。
前半は先制点のに絡んだりと良い動きも多かったのですが、後半はほぼ何もできず、2点を相手に返されて再試合となりました。
次の試合はリーグからの通達でU23メンバーで戦うようなので、南野選手の出番はないようです。
それにしても、まだリーグ戦にはマネが負傷して交代したウルヴス戦のみの出場なので、まだまだこれから正念場でしょう!
ということで、今回は南野選手の現状と応援記事について書いていきたいと思います。
リヴァプールFCで苦戦が続く南野、今は着実にアピールだ!
試合ももっとフィットする必要がある
今のところ、FAカップも勝ち進んでいるために出場機会は得られているのはすごく良いと思います!やはり、実践での経験・結果はチームの信頼につながりますからね。
とはいえ、かなり指摘もされているようです。
まず、一つ目のニュース記事。
移籍後最長の85分間プレー。先制点の起点となった前半はボールに絡めたが、左右両サイドなどにポジション変更となった後半は連係に苦しんだ。チームもドローに持ち込まれ、南野は「ピッチと相手も難しかった。もうちょっとボールに向かっていければ良かった」と課題を口にした。
と書かれています。南野を見ていると、センターフォワード、ウイング、サイドハーフと色々なポジションで使われて、便利屋のような扱いを受けているのか、それとも最適なポジションを見ているのか、難しい状況が続きますね。
センターフォワードとしては軽すぎる
次に指摘されているニュース記事はこちらです。
イギリス『ミラー』はセンターフォワードでの南野のプレーについて「テクニックに疑問の余地はない。しかし、センターフォワードの役割を担うには明らかに体重が軽い。ボールを奪われ、連係プレーで苦戦していた。でこぼこのピッチも彼らの助けにならなかった」とこの日のプレーに言及し、全体的に精彩を欠いていたとしている。
「ミナミノのフィジカルでは、格下との試合で特に厳しいものになる。それに、39分のチャンスの場面ではボールを枠内に飛ばすことができず、9ゴール11アシストを記録したザルツブルク時代には遠く及ばなかった」
クロップ監督は南野選手をブラジル代表FWフェルミーノのポジションで使おうとしているようですね。
フェルミーノは抜群の決定力はもちろんチャンスメイクもできる万能ストライカーですが、その動きを南野選手に求めているようですね。
ただ、やはり体重の軽さが問題のようで、下部リーグでも強度が高いプレミアリーグに順応するためにはもっと体重を増やす必要があるかもしれません。
しかし、思い出してほしいのはマンチェスターユナイテッドで肉体改造して失敗した香川真司選手です。フィジカルを上げるのも一つの解決方法ですが、同時にその選手の良さを無くしてしまう可能性があります。
なので、南野選手にはぜひとも自分に合うフィジカルトレーニングを積んでほしいと思いたいですね。
南野の癖がチームをブレーキさせた
三つ目の記事がこちらです。
ミドルサードでの動きとディフェンスにおけるプレーは、普段このポジションを務めるフィルミーノに通じるものを感じさせた。先制点の場面では南野が下りてきたところにジョーンズが上がってゴールが生まれている。しかし、シュートは39分に放った1本のみで、後半はフィニッシュに絡むことができなかった。
ペナルティーエリアでのポジショニングは気になった。エバートン戦でもそうだったのだが、カットインのコースを消してしまう。ジョーンズやエリオットはカットインからのシュートを得意としているだけに、南野のポジショニングの癖は攻撃を停滞させてしまった。
古巣ではそれでよかったのだろう。冬まで所属したザルツブルクは縦への突破の優先度が高い。アタッキングサードのニアゾーンでボールを持ったとき、縦へ走り込んでタッチライン際に運んでゴール前に折り返すというのは、UEFAチャンピオンズリーグで何度も見られた得点パターンだった。
しかし、リバプールでは優先順位が逆の選手が多い。前線の選手は利き足と逆のサイドに配置される。似たプレースタイルの両クラブだが、アタッキングサードでの崩しのパターンなど、ディテールには違いも多い。このあたりが今後の適応のカギを握るかもしれない。
と冷静な解説が乗せられています。
今、南野選手が苦しんでいるのは、ザルツブルグとリヴァプールの戦い方の違いのようです。これは本当に慣れるしかないのではと思いますが、きっと南野選手ならこの壁を乗り越えて活躍できるはずです!
今回は今週に出された南野選手のニュースを3つ取り上げて、私の感想を添えてご紹介させていただきました。
また、よろしくお願いします。