本日の早朝にサッカー日本代表とメキシコ代表の試合が行われましたが、結果は0-2の敗退。残念ながら強豪撃破とはなりませんでした。この試合、前半に複数のチャンスがあった日本が決めきれませんでしたが、逆にメキシコはきちんとチャンスをものにした決定力の差があったことは素人目にも明確でした。そこは前からなので良いのですが、森保監督の読めない交代策と戦術について文句を書きたいと思います。
森保ジャパンは大丈夫か?サッカー日本代表での意図の読めない交代策と見えない戦術
メキシコ戦での意図の読めない交代策
まず、メキシコの効果的な交代は圧巻でした。後半開始後、前半に動きの重かったチームを交代により活性化し、見事試合の流れをメキシコへ引き寄せていました。
それに対して日本は後半12分に鈴木武蔵選手と交代し、南野選手を投入。合わせて柴崎選手に代えて橋本選手に交代しました。ただ、その後に投入された浅野選手も含めてまるで空気。後半の半分くらいは霧が濃くなったせいもありますが、何もできずに日本はそのまま0-2で敗れました。
まず、色々と最初から選手がおかしいんですよね。鈴木選手を交代させるならば、最初に選択すべきなのは浅野選手です。トップ下でパスの精度も高い鎌田選手が出ているのですから、相性はいいはずです。
それなのに、南野選手を出して謎のゼロトップを開始。さらに久保選手を左サイドで投入するなど、かなり迷走していましたね。久保選手はトップ下または右サイドで光ることが分かっているのですからベストのポジションで出すべきでした。
代表は最高の選手たちを呼ぶ場所です。呼んだ選手はベストポジションで使うべきです。左サイドで使うのならば、他の選手を呼べばよかったのでは?さらに言うと、途中からトップ下南野選手、左サイド久保選手にしてましたが、逆にするべきでは?と思いました。
最初の南野選手への交代はアディダスに忖度した形なのでしょうか?フォワードで交代させた理由が本当によくわかりません。
稀にみる外野に"意図の読めない戦術"をする代表監督
森保監督の意図が読めません。というよりも意図があったのでしょうか?
選手たちにはもしかしたら戦術が伝わっていると思いますが、ファンの私たちには何も伝わっていません。何を目指しているのかわからないので、交代の意図が読みにくくモヤモヤしてしまうのです。
過去の監督はやっていることが分かっていたので、良くも悪くも理解することはできたんですよね。
例えば
- トルシエ監督の「フラット3によるオフサイド狙いのハイライン」
- オシム監督の「考えて走るサッカー」「日本人らしいサッカー」
- 岡田監督の2010W杯での「徹底的な守備固め」
- ザック監督の「選手の特徴を生かすサッカー」
- ハリル監督の「デュエル・世界の流行だったショートカウンター」
とかですね。
森保監督といえば、広島時代にやっていた3-6-1をたまに試すくらいでやりたいことが見えてきません。ザック監督のように選手たちを適材適所に配置することもできていません。本当、何がしたいんでしょうね。
しっかりと代表のファンの人たちに説明するべきです。どういうサッカーを目指しているのかを。もし、行き当たりばったりやスポンサーの目を気にして采配しているのならば、今すぐにでも日本代表監督を退いてほしいです。