今回の記事は、自分の好きなコンセプトアレンジ「ティキタカ」の話をしたいと思います。
現実のティキタカ
正式には「ティキ・タカ」と言い、日本語での「チク・タク」と語感が似ていて、小気味よいリズムでパス回しをする様を言います。
2010年代前半にメッシ、イニエスタ、シャビを擁したFCバルセロナが超ポゼッションサッカーの代名詞として大流行しました。
ウイイレでのティキタカ
次はウイイレの中でのティキタカについてです。
ウイイレのティキタカは、ゲーム内より
パスをつなぐことを優先したポジショニングを行い、ボール支配率を高めます。
裏へ飛び出す動きの意識は低くなります。
という説明です。
ここで、ポイントは
パスをつなぐことを優先したポジショニング
ということで、ティキタカをコンセプトアレンジに加えることでボールに近づいて受ける動きを行うようになります。
こんな時におすすめ!
パスが前線まで届かない…
SIMの試合でカウンター戦術を使用していると、FWにボールを出してもボールがうまく収まらずに奪われてしまう展開があります。
そういうときはティキタカが有効です。
ボールを受ける際にFWが少し戻ってきてくれるので、相手よりも先にボールに触れることができ、パスが繋がるようになります。
パスのサポート距離の設定が遠い…
監督の戦術設定の中に「パスのサポート距離」があります。これは、味方がボールを持った際の他の味方がどの程度の距離間を保つか設定する項目です。
「パスのサポート距離」のバーが長いと、味方のサポート距離も遠くなります。
これなんですが、上位の監督でも結構、バーが長いことがよくあります。そんな監督を使っているときに、試合を見ていてパスが繋がらないなーっと感じたら「ティキタカ」を試してみてください。
おそらく、ゴール前までは最低限ボールが繋がるようになるはずです。
おすすめのコンセプトアレンジ組み合わせ
次に「ティキタカ」と組み合わせる最適なコンセプトアレンジをご紹介します。
ボール支配率をさらに高める方向性
偽ウイング
ウイングまたはサイドハーフが中央に絞るようになり、合わせてサイドバックも高めのポジショニングを取るようになります。
これにより、中盤の枚数が増えるため、今まで以上のボール支配率が期待できます。
両サイドバックの攻撃参加
通常は片サイドのサイドバックがオーバーラップするのですが、「両サイドバックの攻撃参加」を設定すると、両サイドバックが一斉に上がるようになります。
それにより、ボランチ一枚が少し下がり、サイドの選手が少し内側に絞ります。
両サイドバックが上がることで、中盤に幅が生まれるので、こちらもボール支配率の上昇を狙えます。
偽サイドバック
通常は、サイド裏を駆け上がるサイドバックが中盤のパス回しに参加するようになります。
位置的にも、中盤を厚くすることができるので、結果的にボール支配率の上昇が期待できます。
弱点を補う方向性
偽9番
「ティキタカ」の弱点は裏への抜け出しです。
この「偽9番」を設定すれば、センターのフォワードは「ティキタカ」みたいな動きをしますが、他の選手がその選手の裏を走るようになります。
こうすることで、試合を支配しながら裏をかけるようになります。
クロスポジショニング
「ティキタカ」のもう一つの弱点がクロスが上がりにくくなることです。理由は、サイドでもボールを繋ごうとするからです。
元の戦術がカウンターならまだ良いのですが、ポゼッションの場合はかなりつなぐようになってしまいます。
それを解消するためには「クロスポジショニング」が有効です。
「クロスポジショニング」を設定すれば、ボールの近くにいない、逆サイドの選手が積極的にゴール前に飛び出してくれるようになります。
最後に
今回は、私の好きな戦術である「ティキタカ」の説明をさせていただきました。
「ティキタカ」をうまく使えば、ボール支配率60%以上も安定して出すことができるようになります。
相性のよいコンセプトアレンジもうまく利用して、試合に勝ちましょう!