10年代前半のサッカー界をリードしたスペインのポゼッションサッカー
スペインはかつて無敵艦隊と呼ばれながらワールドカップを制することができなかった。
しかし、2008年のEURO2008優勝を皮切りに2010年のワールドカップ、2012年のEURO2012を驚くべき強さで立て続けにタイトルを獲得したのである。
そんな最強チームの戦術は『ティキ・タカ』と呼ばれる圧倒的なポゼッションサッカーである。
今回はそんなスペインのフォーメーション【4-2-3-1】を紹介します。
フォーメーション/戦術
左サイドからの攻撃を意識したポジション配置
今回のフォーメーションにおける1番の特徴は全体的に左サイドへ傾けさせているという点です。
左サイドに多くの人数をかけることで、ポゼッション率を高められるようにしております。
また、両サイドハーフはOMFとしており、チーム全体が広がりすぎることをなくし、全体的にコンパクトになるようにしております。
STは偽9番の働き
このフォーメーションではSTがちょくちょく中盤へ降りてきて、ボール回しに関与できるようにしています。
これは、偽9番を意識しておりまして、前で張ることはせず、OMFに近い働きをしてもらうことを目的としております。
この偽9番のポジションには、得点能力が高く、パスセンスがある選手が配置できると効果がフォーメーションの高くなります。
また、できたら中盤より前の選手に『ワンタッチパス』を付けてもらいたいです。
これは『ティキ・タカ』を行いたい目的がありまして、素早いパス回しができるチームになることができます。
ぜひとも、ご利用いただけたらと思います。
今後とも、当ブログをよろしくお願いいたします。