今週は、偽9番とポストプレイヤーに関する記事です。
偽9番といえば、バルセロナのメッシや元ローマのトッティ、そしてスペイン代表のセスクなどが思い浮かぶと思います。
たしかに攻撃のセンスもある選手達ですが、それ以上に共通しているのはチャンスメイクが得意なところですね。
しかし、今回注目してほしいのは、ポストプレイヤーを偽9番とするのです。
一見、相反しているようで、合理的な戦術なのでご紹介させてください。
日本代表の大迫選手のイメージ
今回の偽9番+ポストプレイヤーの戦術は、日本代表でいう大迫選手のイメージがとても近いです。
まず、体を前線で張り、ボールをキープして2枚目の中島、南野、堂安を自由に飛び出させるという戦術です。
実際は大迫が偽9番というわけではないのですが、偽9番の特性にある、周囲の近い選手がセンターフォワードが下がって空いたスペースに飛び込むというものが、今回やりたいことに合致するのです。
ポストプレイヤーは、体を張ってボールをキープすることが得意なので、少し下がった後にボールをキープし、その空いたスペースへ選手を飛び込ませることができます。
偽9番+サイドローテーションが最強
次に、偽9番とともに合わせるコンセプトアレンジはサイドローテーションが良いでしょう。
理由は、サイドの空いたスペースに選手が飛び込むようになるので、偽9番と合わせればかなり流動的な攻撃を仕掛けることができるからです。
基本戦術としては、ポゼッションを使いたいところですが、飛び込んだ時のチャンスを利用したいので、カウンターを使用している監督が良いでしょう。
4-2-3-1の監督を使えば、まさしく日本代表らしいサッカーを展開することができますよ!
今週はこの辺で。
また来週もよろしくお願いします。