今回はウイイレ2019から登場したプレースタイル「インナーラップサイドバック」についての記事です。基本的にサイドバックはフォーメーションの大外を駆け上がる「オーバーラップ」ですが、今回は今リアルのサッカーでも重要になっている「インナーラップサイドバック」について有効性をご紹介したいと思います。
ウイイレ2021|「インナーラップサイドバック」の有効性とは?川崎フロンターレを目指すなら必須!?
- ウイイレ2021|「インナーラップサイドバック」の有効性とは?川崎フロンターレを目指すなら必須!?
- 「インナーラップサイドバック」とは?
- 川崎フロンターレの戦い方を目指すなら必須プレースタイル!?
- 「インナーラップサイドバック」の有効性
- 最後に
「インナーラップサイドバック」とは?
高めの位置を取り、攻撃時に中央へも入って攻撃をするようになります。
オーバーラップだけでなく、状況に応じて中央へ入ってくるというわけです。
ウイイレの中でこのプレースタイルを持っている選手は少ないのでなかなか選手を選ぶのが難しいことが難点ですね。
川崎フロンターレの戦い方を目指すなら必須プレースタイル!?
インナーラップサイドバックのうまい日本人選手といえば、川崎フロンターレの山根視来選手を思い浮かべる人も多いと思います。ただ、なぜかウイイレでの山根選手のプレースタイルが「オーバーラップ」になっていることは本当に謎ですね。ウイイレの開発陣はJリーグの試合を見てないのでしょうか。
と、文句はその程度にして、現在の川崎フロンターレの戦い方はこの「インナーラップサイドバック」が重要になっています。
川崎フロンターレの基本フォーメーションシステムは「4−3(1−2)−3」です。
そのフォーメーションで「インナーラップサイドバック」の選手を配置すると下記の動画みたいな動きができるようになります。
川崎フロンターレの再現の話はまた別の機会にしたいと思いますが、インナーラップってどんな動き?というのがとても良くわかると思います。
「インナーラップサイドバック」の有効性
次は「インナーラップサイドバック」の有効性についてです。インナーラップの何が有効かというと、サイドバックに横の動きが出ることで、ポジションの流動性が格段と上がります。
もし、同サイドのウインガーが外のポジションに張っていたら、中央へ入っていくことでウインガーへの相手サイドバックのマークを外したり、単純にフリーで飛び込むことができたりとうまく数的有利をつくることができます。
ウイニングイレブンの設定として話すと、コンセプトアレンジ「ワイドポジショニング」「サイドローテーション」と相性がよく、プレースタイル「インナーラップサイドバック」の選手を配置するといい感じに中央へポジションを移してくれるようになります。
プレースタイル「攻撃的サイドバック」の選手よりも柔軟性がある動きをしてくれます。縦にとにかく速い攻撃をしたければ「攻撃的サイドバック」のサイドバックのほうが良いかもしれませんが、ポゼッションを重視し崩していくスタイルをしたい場合は「インナーラップサイドバック」のサイドバックを配置すると良いと思います。
最後に
今回はウイニングイレブン2021のSIMモードにおける「インナーラップサイドバック」の有効性についてお話しました。川崎フロンターレみたいな攻撃をしたいときは必須とも言えるサイドバックのプレースタイルです。
次回は川崎フロンターレのフォーメーションの再現をウイイレでする方法をご紹介したいと思います。
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