イーフトには2種類のボランチがあります。それがDMFとCMFです。基本的にボランチはチームの中央で攻守のバランスをとるポジションであり、この二つのポジションについて、どのような違いがあるのかという疑問を持っている人は多いと思います。そこで今回はフォーメーションの中で構成されるボランチの型やDMF・CMFそれぞれの役割とポジション配置のコツ、それぞれに有効なプレースタイルについて説明します
イーフト|DMFとCMFの違いとは?戦術とフォーメーションに活かして勝利しよう!【ドリームチーム攻略】
- イーフト|DMFとCMFの違いとは?戦術とフォーメーションに活かして勝利しよう!【ドリームチーム攻略】
- DMFとCMFの違いについて
- DMF
- CMF
- フォーメーションにおけるボランチの型について
- 最後に
DMFとCMFの違いについて
プレー外での決定的な違いとしては、有効となるプレースタイルが異なることです。
プレーでの話だと、CMFの方がより攻撃的ということや配置できる範囲が大きくなります。CMFはOMF・DMF・LMF・RMFというすべてのMFの位置ならどこでも設定することができます。
次に、細かい部分について違いの解説をしていきます。
DMF
DMF(ディフェンシブミッドフィルダー)は、ボランチの中でも守備に重点をおいたポジションであり、後方からのパスの組み立てをするポジションでもあります。
このポジションにおいて有効な選手のプレースタイルは
- アンカー
- プレーメーカー
- ボックス トゥ ボックス
- ハードプレス
の4つです。それぞれのプレースタイルのDMFについて書いていきます。
アンカー
攻撃参加を控える守備専門のボランチです。このプレースタイルは1ボランチ(後述)で多く使われることが多いです。
その理由はディフェンスラインに吸収されることも多いためです。そのために背の高いCBレベルの守備ができる選手が好まれます。
ハードプレス
激しい寄せによるボール奪取が得意なプレースタイルです。そのため、アグレッシブやボール奪取が高い選手が多いですね。そして、ボールを奪った後に攻撃の起点となることも多いので、最低限のグランダーパス精度(80以上)はほしいですね。
イーフトにおいては、相手への足出しも自動でしてくれるようになります。
相手から効率よくボールを刈り取りたいので、足が長い選手がベストです。そのため、やはり身長は大切な要素となります。
プレーメイカー
ボール奪取やディフェンス力は低いことが多いですが、ロングパス精度とグラウンダーパス精度で試合にリズムを付けるプレースタイルです。イーフトにおいては、低い位置から積極的にボールへ絡みにいき、チームにリズムをつけていってくれます。その代わりに前線への飛び出しなどは抑えめになります。
また、かつてACミランやユヴェントスで活躍したピルロ選手が得意としていたような3ボランチのアンカー位置に配置することは基本的にイーフトのゲーム的なところから向いておらず、ダブルボランチの片割れでハードプレス型DMFと組ませることが効果的だと思います。
CMF
DMFに比べ、オフェンスにもよく顔を出し、スタミナが何よりも必要となるポジションです。守備も攻撃も両立する必要があります。
CMFで使えるプレースタイルは
◇ボックストゥボックス
◇2列目からの飛び込み
◇プレーメイカー
◇ハードプレス
◇ナンバー10
の5種類です。それぞれのプレースタイルのCMFについて記載します。
ボックストゥボックス
特に攻守によく動くようになるプレースタイルです。広範囲に動くのでスタミナ量が高い選手が好ましいです。
ダブルボランチとしても3ボランチの左右のボランチとしても向いています。
スタミナ以外の能力も平均的に高い選手が理想です。
2列目からの飛び出し
ボランチの中でもより攻撃力を重視したプレースタイルです。
チャンスとなるとゴール前へ飛び出すようになり、前線での厚い攻撃を得意とします。ボールを失わないためにボールコントロールやドリブルが必要です。
CMFだと守備にも貢献する必要があるので、やはりスタミナは必要です。
プレーメイカー
DMFのプレーメイカーとは少し違い、より前線に近い位置で攻撃的な仕事をするのがCMFのプレーメイカーです。ロングパスよりもショートパスでリズムを付けるようになります。
代表格の選手はレアルマドリーのモドリッチやバルセロナのデ・ヨング。
グラウンダーパスやロングパスの精度はもちろんのこと、高いスタミナ・ドリブル・ボールコントロールが必要です。
ハードプレス
DMFのハードプレス同様にボール奪取力に優れたプレースタイルです。DMFのハードプレスと違う点としては、走る範囲が広い点でしょうか。なのでスタミナが高い選手の方が良いでしょう。
ナンバー10
長短のパスを中心に試合を組み立てるプレースタイルです。プレーメイカーはパスによってリズムを付けたりしますが、ナンバー10はあまり動き回らずにパスで決定的な仕事をします。
最近は裏への抜け出し意識も強い仕様となっているので、昔に比べるとかなり使いやすくなっています。
フォーメーションにおけるボランチの型について
3ボランチ型
3人のボランチで守備を安定させることに重きを置いたのがこの3ボランチです。
また、中盤での支配力を高めやすいのもこの形です。
4バックと相性がよく、後方からの効率的なビルドアップが望めます。
3CMF
DMFを真ん中に配置するフラットに3枚のCMFを並べる形であり、センターのCMFもゲーム展開次第で前に出られる形になっています。
DMFを前に出して、前線に近い位置でプレイさせたい時に有効ですね。
1DMFー2CMF
多くの3ボランチで使われるのがこの形です。
センターにはCBも兼ねられるようなDMFが理想です。
サイドのCMFは前線へ決定的なパスを供給する必要があるため、レジスタ型CMFを片方または両方配置する必要があります。
2DMF−1CMF
アンカーを2人並べたより守備的な3ボランチです。
CMFを追い越されるロングパス戦術が主体の際に利用されることが多く、CMFも含めて基本的に守備に追われます。
なので、3人とも守備力が高いボランチを配置すると機能するでしょう。
2ボランチ型
2ボランチは2人ともDMF、2ともCMF、片方DMFでもう片方CMFなど、多様な組み合わせがあります。
他の選手のポジションによるところも多いのですが、走る距離が長くなるのと3ボランチに比べて数が少ないので、ディフェンス力とスタミナはある程度必要となってきます。
サイドハーフが低めにいる場合はフォワードやOMFを追い抜いたりして、積極的な攻撃参加も必要となります。
2列目からの飛び出しのプレースタイルを所持する選手以外がおすすめかなと思います。
1ボランチ
1ボランチでは、主にDMFが配置されることが多いです。
前線に人数をかけ、1ボランチと4バックの5人で守備をすることが多いです。
なので、3ボランチのDMFよりもより高いディフェンス力とボール奪取力、そしてフィジカルコンタクトが必要となります。
また、守備専門の選手にしたいので、プレースタイルはアンカーのDMFを配置することがおすすめかなと思います。
また、サイドもケアしなくてはいけない場合もありますので、スタミナもあるに越したことはありませんので、その点も考慮したいですね。
最後に
今回はDMFとCMFの違いについてご紹介しました。
初めてイーフトをプレイするような初心者の方だと、どうにもコツが掴みにくいところがあると思いますので、なにか悩みがある場合は当ブログのコメントへご連絡ください。
また、次回もよろしくお願いいたします!