タビナス・ジェファーソン選手の公式ツイッターより画像引用
2020年まで川崎フロンターレに所属していて、今シーズン水戸ホーリーホックで活躍を見せるDFタビナス・ジェファーソン選手がついにフィリピン代表への選択を決めました。この選択を決めるまでの過程の話がとても深く、良い記事が出ていたので今回、ご紹介したいと思います。特に川崎フロンターレファンは気になる所と思います!
「フィリピン代表への選択」元川崎フロンターレDFタビナス・ジェファーソンの記事が深い!【フィリピンサッカーについて】
- 「フィリピン代表への選択」元川崎フロンターレDFタビナス・ジェファーソンの記事が深い!【フィリピンサッカーについて】
- 今日の注目ニュース
- 日本国籍への壁・・・そして
- フィリピン代表はどうなの?メッシの次のFCバルセロナ歴代ゴール記録保持者はフィリピン人!
今日の注目ニュース
日本国籍への壁・・・そして
記事では幼少期からのタビナス・ジェファーソン選手の話がつづられています。そして、日本代表への憧れについても。しかし、タビナス・ジェファーソン選手の母親はフィリピン人、父親はガーナ人と日本のルーツは入っておらず、日本国籍のハードルはとても高かったようです。
将来的にも慣れ親しんだ日本で暮らしていきたいことを考えているとのことでフィリピン代表になることをとても悩んだそうです。
これ以上の話はぜひとも記事の方を読んで、その目で確かめていただきたいです。
ハーフや海外にルーツを持つ選手が増えた日本サッカーにおいて、今後も同じような話が来ることも多くなるでしょう。こんなことがあるんだな、と改めて確認できた良い機会になりました。
フィリピン代表はどうなの?メッシの次のFCバルセロナ歴代ゴール記録保持者はフィリピン人!
この記事を通して、フィリピンサッカーについて、興味が出てきた人も多いんじゃないでしょうか。そんな人にご紹介したいフィリピン人サッカー選手がいます。
その選手の名前は「パウリーニョ・アルカンタラ」。
なんとあのスペインの名門FCバルセロナにおいてリオネル・メッシに次ぐ歴代2位の369ゴールを決めている偉大な選手です。
パウリーニョ・アルカンタラ選手のプレイ動画
フィリピン駐留のスペイン軍兵士の父とフィリピンの先住民族イロンゴ人の母から生まれたハーフの選手です。スペインのバルセロナで育ち、FCバルセロナと契約しました。
1912年から1916年までFCバルセロナでプレイしましたが、1916年に両親とともにフィリピンへ帰国。1918年にバルセロナへ復帰しますが、フィリピン滞在時にフィリピン代表としてプレーしていました。
なんと、1917年5月10日に日本代表とも対戦をしておりまして、結果はフィリピンが15-2で勝利。この試合は日本代表にとって最大差敗戦試合としてwikipediaにも記載されています。当時の日本がFCバルセロナのエースがいるチームに歯が立つわけないですよね・・・。
当時は飛行機による移動が簡単に行えるような時代ではなかったので、代表チームも1国に絞らなくてよかったそうです。
FCバルセロナに戻った後はスペイン代表としてもプレイ。引退後はスペインの代表監督も務めたそうです。
そして、タビナス・ジェファーソン選手が加入した最近のフィリピン代表はアジア二次予選を惜しくも3位で最終予選参加とはなりませんでした。しかし、中国と引き分けたり、着実にレベルアップをしているようです。
またいつか、日本代表と試合することがあればタビナス・ジェファーソン選手の雄姿を見てみたいですね!
フットボール批評issue32
「禁断の脱J2魔境マニュアル」