今週はコンセプトアレンジの一つ「カウンターターゲット」の使い方をご紹介します。
カウンターターゲットとは?
カウンター攻撃用に前線へ選手を残して、スタミナを温存させることができるコンセプトアレンジです。
別の言い方をすると、一部の選手に守備を免除させることができます。
今回は、その守備を免除する方法について、着眼してご紹介します。
守備を免除させるメリット・デメリット
カウンターターゲットを使用する際に考えておくべきメリットとデメリットをご説明します。
メリット
メリットは、守備をサボらせることができるので、スタミナを大きく温存させることができます。
また、相手のディフェンスライン付近にポジションをとることができるので、カウンターの際に相手裏を突くことができます。
デメリット
守備できる人数が減ってしまうので、他の選手に守備の負担がかかってしまいます。
特にMFの選手のスタミナ消費がかさむことになります。
後半での守備交代は必須となるでしょう。
カウンターターゲットによる攻撃の活性化
カウンターターゲットは、守備を免除していることにより、対象選手のスタミナを大きく残すことができますが、その効果は後半の最後に見られます。
相手のスタミナが切れ始めてきたときにこちらはスタミナフルです。いわゆる瞬発力やトップスピードが高い選手たちに相手のSBやCBは全く追いつけなくなります。
そうなると、後半はこちらのチャンスが大きくなります。
前半、もし相手がプレスを激しくかけてくるとピンチが多くなりますが、後半はスタミナが尽きてきます。そうなるとこちらのチャンスで攻勢に出れば点をとるチャンスが増えます。
おすすめのカウンターターゲットの設定
最後に、カウンターターゲットのおすすめ設定をご紹介します。
オススメは、カウンターターゲットを1つ設定するならばトップ下のOMF。2つ設定する場合は両WGに設定することです。
一見、CFに設定すると良さそうですが、CFの守備が大事で、前線からプレッシャーをかけること必要があります。
なので、設定をするならば再度でスタミナがあるとスピードを生かしてぶち抜ける両サイドのWGまたは、ボールを落ち着かせることができて、チャンスメイクができるトップ下のOMFということです。
最後に
今週はコンセプトアレンジの一つ、カウンターターゲットについてご紹介しました。
守備を免除することで攻撃力を100%生かすことができる戦術ですが、その分プレスや守備力が下がるので、その点はディフェンス力が高いミッドフィルダーを配置した方がいいでしょう。
それでは、また来週!