今週の記事はディフェンスの戦術記事です。
もっともオーソドックスなディフェンスラインの4バックのおすすめ設定をご紹介します!
4バックについて
まずは4バックについておさらいしましょう。
4バックはディフェンダー4人で形成するディフェンスラインのことを言います。
基本の4バック
まずは、基本的な4バックをご紹介します。
上の画像のようにSBが2人、CBが2人でフラットに配置されたフォーメーションがもっとも一般的な4バックの形です。
攻撃時には攻撃サイドのサイドバックが攻め上がり、サイドを有効に使いながらチャンスメイクを行います。その際、逆サイドのサイドバックはセンターバックとともに自軍に残ります。
しかし、ブラジル代表やベップ時代のFCバルセロナでは両サイドバックを上がらせて、ワイドに攻撃を行う場合もあります。
ウイイレでも、攻撃のコンセプトアレンジの中にある「両サイドバックの攻撃参加」を利用する事で再現することができます。
4人ともCBの4バック
次にご紹介するのが4人ともCBの4バックです。
フラット式
横並びに直線上に配置された4枚のCBからなる4バックです。
両サイドのCBはサイドバックのように敵陣内の深くまで攻め上がることはなく、コンセプトアレンジでディフェンシブを付けたサイドバックのような動きをします。
サイド裏へのケアがしやすく、普通の4バックに比べて守備が強固です。
その点、当たり前ですが攻撃が薄くなるので手数をかけないために基本戦術はカウンターの監督と組ませるとよいでしょう。
ダイヤ式
ダイヤ式は、3バックの後ろに1人のスイーパーを配置する方法です。
かつてはウイイレでSWという名でスイーパーが存在していたのですが、今はないのでCBとして配置します。
前の3人で3バックとなり、その後ろで1人がカバーします。
このダイヤ式4バックを行う際に注意があります。
ダイヤ式4バックの注意点
- 必ずリトリートの監督で使用
- ディフェンスラインが低いこと
この2点を守る理由は、サイド裏への攻撃に弱くなるからです。
リトリートを使うことで、CBの高い位置からのプレスを防ぎます。そして、ディフェンスラインを低くすることでGKとの距離感を縮めてスペースを小さくします。
攻撃に関しては、戦術はカウンター、ビルドアップはロングパスの監督を選ぶと良いですね。
低い位置からの手数をかけないカウンターが攻撃方法のメインになりますので、早く攻撃する必要があります。
このシステムは、初期配置されている監督はいないので目から鱗ポイントですね。昔のイタリア代表なカテナチオのような強固な守備を実現することができますよ!
3人CB、1人SB
これは、3人をセンターバックとして配置し、1人をサイドバックで配置するという、サイドバックで攻撃と守備をしっかりと分担したシステムです。
守備時は上のように4バックの形を形成します。
攻撃時は右サイドバックを攻め上がらせる方法か、バイエルン・ミュンヘン時代のベップのように、アンカーの脇に右サイドバックを上がらせて、中盤を厚くする偽サイドバックを行うとよいでしょう。
この方法は攻撃のコンセプトアレンジにある「偽サイドバック」を利用することで可能となります。
何にせよ、この4バックは攻守を両脇のDFでしっかりと分けることができているのでとてもバランスが良い4バックです。
変則的な4バックの中では一番使いやすいシステムです。
最後に
今回は、SIMモードや監督モードで使える変則的4バックをご紹介しました。
変則的なシステムはディフェンスに限らず、オフェンスにもいろいろ存在するので、今後少しずつご紹介していきたいと思います!
では、また来週よろしくお願いします。