今日、下記の記事を読みました。いつものセルジオ越後さんの辛口批評ですね。
『昨日のイラク戦での快勝は日本サッカーの強化にはつながらない』という内容です。
たしかに、メディアのこととか、日本サッカーのことに関しては、概ねその通りだと思います。
しかし、観客が求めていることに関しては違うと考えています。
観客は日本サッカーの強化については求めていない
最初に勘違いしてほしくないので弁明しておきますが、観客が日本サッカーに興味がないという話ではありません。
観客がサッカーを見に来るときに求めているものは
- 勝利による爽快感
- 日本のゴールで盛り上がる高揚感/一体感
です。
なので、記事の中の
会場に足を運んだ観客の多くは明日も仕事だよね。ならば、つまらない試合は途中で切り上げて、早く帰っても良かった。それぐらい厳格な態度で示さないと、いつまで経っても“相手の質”は変わらないかもね。
逆に言うと、観客の眼が肥えればこんな相手は連れて来られないし、スタジアムだって満員にならないはずだよ。ギャラも受け取っているのに、イラクはこの有り様。日本の観客に対してちょっと失礼すぎるでしょ。だけど、多くの観客は快勝を素直に喜んで、写真をたくさん撮って帰ったのかな。だからみんなに聞きたいよ、「本当にこれでいいの?」って。
この部分ですが、
本当にこれでいいんですよ。
日本の敗戦や引き分けの試合を観客は求めていませんよ。
サッカーはスポーツであり、エンターテイメントです。
そう考えれば、今回の快勝劇は悪いことではないと思います。
ホームではなくアウェイでの試合で強化を推進するべき
さきほどまではあくまで観客についてのお話でした。
セルジオさんが言ってるように、日本代表チームやサッカー協会は同じように快勝で喜んでいてはいけません(たぶん、そう思っている選手はいないと思うけど)。
今回、儲けたお金で
積極的にアウェイ遠征
へ行ってください。
ワールドカップは自国開催以外は全てアウェイでの戦いです。
ホームでどんな強豪を呼べたとしても、その結果は
日本開催のワールドカップ以外意味がありません。
国内の恵まれた環境よりもアウェイでの劣勢の環境で戦った方が十分に意味があるというものです。
余談として、観客の中でも日本サッカーの強化まで考えている人はおそらくアウェイまで応援に駆け付けてくれる方々だと思います。
本当にそういう方々はありがたいですね!
最後に
なので、サッカー観戦に行く人はジャンジャン行ってくださいね!
今回のセルジオさんみたいに固いこと考えなくていいです。
だって、サッカーは
エンターテイメント
なんですから。
次の日、会社なら気持ちよく出社したいですからね!
他にもサッカー記事書いています!